女性も40歳前後にもなると肌悩みが色々出てきますよね。例えばシミですが一度出てくると非常に厄介なものです。ではどのようにしてシミのケアをすることができるでしょうか。

急いで美白コスメを使ってもシミはなかなか消えません。

ではレーザーで消せば良いでしょうか。レーザーを使うと、かさぶたができたり赤みが出るので外出する時にはかなり気を使いますよね。シミが消えた後も日焼けをしないよう気をつけたり場合によっては同じ場所に再びシミができたりすることもあります。

個人の体質があるので選択の幅はありますが、ハイドロキノン塗布薬の服用という方法もあります。

ハイドロキノンの効能

ハイドロキノンとはシミの原因となるメラミンの活動を阻害するいわゆるシミ消しの薬です。化粧品としても売られていますが一般で販売されているものは濃度が低いものです。

より高い効果を得るためには濃度の割合が高い物を選ぶ必要があります。濃度が高いハイドロキノンはクリニックで処方して貰うもので自由診療です。トトレチノインクリーム一緒に処方されることが多いですが、これはシミ取りの効果を上げるためです。

一般的には高くても2~4%前後の物が用いられているようです。海外において高濃度のハイドロキノンは発がん性が懸念されています。もし一般的に使われている濃度以上の物の使用を検討しているならば医師の意見を仰いで慎重に決める必要があります。

[参考資料] wiwipedia:ヒドロキノン

トレチノインをシミに塗布した後、広めにハイドロキノンを塗布してケアは終了です。簡単なので通常のスキンケアに組み込むことができますね。

副作用もやや肌に赤みを帯びる程度ですが個人差があるので、一度はクリニックで診もらってから使った方が安心です。

肝斑にはトランサミンを服用することもできる

シミと言っても肝斑(かんぱん)もありますがこちらはレーザーも効かない場合があります。その場合はハイドロキノンクリームも使えますが飲み薬での治療となります。ビタミン剤とトランサミンと言う抗炎症作用のあるお薬の服用になります。

服用に関しては幾らか注意点があるので処方の際に医師にお尋ねください。

人によってはトレチノイン療法が合う方もおりますし、トランラミンが合わないという方もいます。薬の服用に関しては個人差があるので医師との相談の上治療を進めることをおすすめします。

シミを除去しつつ、シミができずらい生活を送るのがコツ

この様に合う合わないがあるのでご自身の体で確かめるしかないのですが、シミが出来ない肌環境作りが1番大切だと多くの方が感じているようです。

主婦の方であれば生活紫外線に当たる時間が多いですが大量に浴びる訳ではないのでSPF25程度の物でも構いません。目安は1平方センチメートル当たり2mgが基本です。外の仕事が多い方はSPFの高い物を選びがちですが、塗り直しや上からパウダーをはたくのも一つの方法です。

一度できてしまったシミは対処しなくてはなりませんが、その後はシミができないような生活や工夫をすることで予防に努めることにしましょう。