50代からは『ゆっくり』ダイエットをする理由

50代のダイエットは無理をせずに少しづつが基本です！

女性は５０代になると以前と同じように食べていても自然と太ってしまうものです。その結果、中年太りになってしまうのです。ダイエットをしようと意気込む方も少なくありません。

ダイエットを行う時に無理をすると、実は思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。

理由を簡単にまとめてみました。

体重がすぐに減らないと焦って無理をすることがある

50代の女性はホルモンバランスの乱れにより、気持ちが不安になることが増えてきます。そんな時にダイエットをして思うように痩せないと、ますます心配になってきます。

ちょうど更年期が始まる時期でもあるので、更年期の症状と一緒になりますます落ち込むこともあります。焦って無理をしてしまうと体調のバランス自体に影響を及ぼして更年期も症状も強くなることがあるので注意が必要です。

この年齢になってくるとメディアで取り沙汰されているような若い人が「すぐに痩せました！」とはいかないので、長い目でダイエットに取り組むことにしましょう。

無理なダイエットをすることで体にシワが増えることがあります。急激に痩せると身体だけでなく顔にもシワが増えてくるので「痩せたけれど老けてしまった」と感じることがあります。

徐々に時間をかけて痩せる方が身体も適応しやすいのです。

無理なダイエットをしてしまうと倦怠感を覚えることがあります。食事制限や過度の運動をすることにで体が疲れることが原因です。

若い時であれば回復力が早いので疲れもすぐに取れますが、年を取ると残念ながらその回復力が弱くなってくるのです。「以前だったら一日で回復したのが三日かかる」といった具体に変化してゆきます。

ダイエットのための運動や食事制限も確かに効果があります。しかし疲れ過ぎると免疫力が下がって体調を崩す引き金になりかねないので注意が必要です。

重要な点として、50代の女性は特有の状況があります。それは骨密度が若い時と比べて減ってきているので無理なダイエットをすると、骨密度の現象に拍車をかける危険性があります。

その結果、60代以降になってから骨折がしやすくなるというリスクがあります。

もし現在の体重が少し太り気味で膝にも負担がかかるならばダイエットが必要です。しかし急激に痩せようと思って無理をしてしまうと体調を崩すので『ゆっくり』ダイエットを実施しましょう。

若い人と比べると身体の代謝はことなるのでダイエットにも十分な時間が必要なのです。