現在ネットの市場には女性用のサプリメントやエクササイズなどが溢れています。女性にとって「若く美しく」は確かに永遠のテーマと言っても過言ではありません。

特にプエラリアやイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促進する作用があると言われています。しかし生理の遅れなど副作用が心配で、サプリメントを服用するのに少し抵抗がある方もいらっしゃると思います。

そんな方でも、食材であれば安心して普段の食事に取り入れることができるのではないでしょうか。今回はエストロゲンの分泌を高める働きがある成分を含む食材をご紹介します。

エストロゲンの分泌を高める食材の代表的なもの

「イソフラボン」…納豆、豆腐、枝豆、豆乳
「ボロン」…りんご、ぶどう、ナッツ、とろろ昆布、海藻類、キャベツ

イソフラボンの摂取量は1日40mgでよく豆腐だと半丁、納豆だと1パックに含まれています。
ボロンの摂取量は1日3mgでよくリンゴなら1つ、ピーナツだと100g程度で摂ることができます。

問題なのはこれらの食材をどのように摂り入れるかと言うことです。日常生活で同じものばかり食べていては飽きてしまいます。上手にレシピの中に取り入れるを楽しく続けられます。

もう一点注意したいのは『過剰摂取』です。

身体に効果があるからといって過剰摂取してしまうと体調を崩す恐れがあるので気をつけましょう。食材は薬やサプリではないので効果も徐々に出てくるものです。

それで「たくさん取り入れる」という考え方よりも、食習慣の中に上手に加えることを意識するならばバランスの取れた仕方で健康を促進することができるでしょう。

摂取を控えたほうが良い時期もある

食べ過ぎ(摂りすぎ)にも注意が必要ですが摂取のタイミングも重要です。それは摂取を控えた方が良い時期があります。それは生理周期の黄体期(排卵後から次の生理が来るまで)の間です。

黄体期は「プロゲステロン」が大量に分泌される時期なので、エストロゲンの分泌を促し活性化させてしまうとバランスが崩れてしまうのです。バランスが崩れると生理不順などが起こってしまう恐れがありますので気をつけましょう。