女性には身体には妊娠出産という重要な機能があるため、心身は本当にデリケートにできています。結婚をして家庭をもち、赤ちゃんを産み育てた時期を境として体は自然と衰えていきます。

体は食物で造られてゆきますが、心はいつまでも歳をとらないので若いつもりで好きなものばかりを食べ続けるとどうなるでしょうか。次第に太ってきたり生活習慣病になったりとリスクを背負ってしまうことになります。

特に女性は食事の準備をする時にどうしても男性や子どもに合わせがちですし、仕事・家事・子育てと自分自身の体をいたわる時間は本当に限られています。ある日突然体調不良を通して、機能の衰えを実感する方が多いのではないでしょうか。

冷えを感じるのもその一つです。

『腸のむくみ』が冷えをもたらすことがある

便秘がちな人の中には冷え性であることも少なくありません。その一つの原因が腸のむくみによるものなのです。

腸内環境が悪いと腸もむくんできて蠕動(ぜんどう)運動が滞ってしまいます。その結果便秘になりがちで、無理に出そうとして下剤を飲むのが習慣になると炎症が起きてしまいます。

その結果身体が冷えてしまい血の巡りを悪くするので、内臓機能を低下させてしまいます。そうなるとますます腸が動きにくくなってゆくのです。

身体の冷えの原因は主に生活環境です。

これには食生活の乱れが大きく影響します。身体に取り入れる物は必ず外的な形をもって現れてきます。メディアの多くはダイエットを勧めるので外見ばかりに注目しがちですが、内的環境を変えた方が長い目で見て身体のためになります。

腸内環境を整えてむくみ腸を改善する

腸内環境を整えるためにヨーグルトやビフィズス菌の含まれているものを積極的に摂取するのが近道です。同時にミネラルやビタミンを摂るために季節の野菜や果物を食べるように心がけ、適度な運動を行うことで腸のむくみは改善されてゆきます。

便秘は腸の蠕動運動ができていない証拠なので身体の正常な循環が滞ってしまいます。その結果、腸内環境が悪化して免疫が低下する恐れもあるので気を付けたいものです。