実年齢よりも女性が若く見える要素とは何でしょうか。顔の輪郭やスタイル、ファッションのセンスなども要素の一つです。

仮に顔の部分だけに注目した場合、美肌というのは大きな要素の一つになります。美肌を邪魔するさまざまな皮膚所見、シミやくすみ、たるみやしわ、毛穴の開きなどが少ないほど、若く見えるのです。

それぞれの所見についてどのようなケアが必要なのか確認してみましょう。

シミやくすみ

シミやくすみといった所見の詳細は、主に色素沈着です。これには紫外線や摩擦、喫煙習慣や水分不足など、さまざまな原因が挙げられます。

紫外線による刺激や衣服による繰り返しの摩擦などは、色素沈着が誘発します。また、顔が全体的にくすんでいるのであれば、喫煙や肌の水分不足に原因が見つかるかもしれません。

美白ケアと保湿、そして悪習をやめることが大切です。

たるみやしわ

たるみやしわは若い肌には存在しないものです。それで口元や目元に一本しわがあるだけでも、顔の印象がずいぶんと老けて見えてしまいます。

原因は顔の筋力の低下や加齢により皮膚が弾力を失ってしまうことです。自然現象である加齢に抵抗するのは限界がありますが、筋肉をマッサージやトレーニングでたくさん動かし、鍛えることでそれを遅らせることはできます。

半身浴等で、リンパや老廃物、余分な水分を流すこともおすすめです。

毛穴の開き

皮膚が弾力を失うと、下に垂れる皮膚とともに毛穴も細長く伸びてきます。毛穴の開きは、メイクや老廃物が溜まりやすくなり皮膚トラブルを招くほか、皮膚の凹凸を作り出し影の原因になります。

肌に影ができるとシワやくすみに見えたりします。メイクやスキンケアが均一にならずムラができることもあります。毛穴のニキビや脂に悩まされた思春期と同じくらい、毛穴のケアはしっかりとすることが必要です。

一度広がってしまった毛穴は簡単には戻りません。しかし収れん化粧水を使ったり肌を冷やして引き締めることで、ある程度の効果を期待することはできます。

肌の評価は20代からの引き算

この3つのポイントから分かるように20代の頃の肌を100点だとすると、シワやくすみなどの現象がマイマス点となります。

つまり上記のマイナスポイントが少なければ少ないほど実年齢よりも若く見えるということなのです。もちろん100点満点を維持することは不可能ですが、できるだけ遅らせることで若い肌を保たせることができます。

心がけと努力で随分違ってくるので、できる点から取り組んでみてはいかがでしょうか。