加齢臭と言えば中年以降の男性特有というイメージが強いですが、実は女性にも発生するものなのです。特にアラフォー世代から50代にかけて加齢臭が出始める方が多いので特に注意が必要です。
具体的に何が原因で、どんな対策をしたら良いのでしょうか?
今さら人に聞けない加齢臭についてのお話しです。
根本的な原因は体の酸化
人間の体は年齢を重ねる毎に酸化していきます。
例えばアンチエイジングと呼ばれる美容法などは、主にこの酸化を止める・遅らせるための方法である場合が多いです。つまりは酸化=老化と解釈でき、加齢臭も老化による変化の1つと言えます。
加齢臭とは、皮脂が含んでいる脂肪酸が酸化してしまう事で発生する「ノネナール」という成分が原因となっています。特に脂肪酸を酸化させる過酸化脂質が中高年の方ほど増えていき、ノネナールは増殖して臭いの強さも増してしまいます。
効果的な対策は?
酸化が原因で増殖するノネナール。
対策として、抗酸化作用の強い食品やサプリメントなどは効果を期待することができます。抗酸化作用が認められる成分は主にビタミンやミネラルが挙げられます。
しかし、日常生活の中で十分にこれらの栄養素を摂ろうとしても限界があるので、加齢臭を積極的に解消したい方はサプリメントを摂取することができるでしょう。
また、最近話題に挙がりやすい酸化防止物質として、水素が挙げられます。活性酸素と混じり合い水になって吸収・排出されるため、ダイレクトに酸化を遅らせられる物質と言えます。
摂取には水素水が適しているので、適量を毎日飲む事は確実な酸化防止効果にもつながると考えられています。体内に対するアプローチはこういったものを選ぶこともできます。
臭いそのものへの対策も大切
最近では加齢臭を除去する事を目的としたボディーソープなどが販売されていますね。
消臭効果のある植物などを中心とした成分で作られていて、美容サイトなどでは口コミが多数掲載されたりランキングにもなったりと、需要の高さがうかがえます。
現時点で加齢臭を自覚されている方であれば、体内へのアプローチと同時にこういった消臭効果の強いボディーソープも併用することをおすすめします。
女性にとって、いくつになっても臭いは大敵です。老化に負けない体作りと若さが保たれる生活習慣によって、きれいで清潔な状態をぜひキープしたいものですね。