椿油は髪にいいことで有名です。

椿油には、テオフェリンという成分が含まれており、この成分が髪にプラスの効果をもたらしてくれます。例えば髪の保護、切れ毛、枝毛、白髪も防ぎます。頭皮の乾燥によるフケも防いでくれます。

髪の毛に万能の力を発揮する椿油ですが、実は肌にも効果があるのをご存じでしたか?

肌にも良い椿油

そんな髪にとって効果的な椿油ですが、実は、肌にとっても素晴らしいオイルなんです。

椿油にはオレイン酸という成分が含まれています。オレイン酸は皮脂の成分に近く、肌に優しく、なじみやすい性質を持っています。

サポニンという成分もあります。これには、抗菌作用があります。そのため、ニキビの原因となる乾燥による毛穴づまりを解消してくれ、ニキビ予防になります。そしてアトピーにも効果があります。

ビタミンEも含まれています。このビタミンEによって、髪に艶が生まれるのですが、実は食べても体にいいんです。ガン予防や、貧血予防、老化防止にも役立ちます。高価なので食用に使うのはもったいないですけどね。

実際に肌に使う方法をご紹介します。

椿油の肌への使い方

1.クレンジングとして使う
椿油は肌に優しい成分のため、肌にかかる負担が少なくて済むというメリットがあります。

2.乳液代わりに使う
顔の保湿に効果があるので、洗顔後に化粧水をつけてから乳液代わりに使えます。

3.唇に使う
指先に少量の椿油をつけ、唇全体に伸ばしラップをすると唇が潤います。口に入っても大丈夫な成分なので安心して使えますね。

4.ハンドクリーム代わりとして使う
水仕事などで乾燥しがちな手に潤いを与えてくれます。もちろん足のかかとなどにも有効です。

その他にも、入浴の際にお風呂に数摘入れると、全身の保湿効果を期待することができます。

髪のイメージがある椿油ですが、髪だけに使うのはもったいないですよね。昔から使われている椿油、ぜひ全身のケアに取り入れてみて下さい。