主に料理に使われることで知名度のある重曹ですが、最近は掃除や洗濯など、幅広い分野で注目されるようになりました。

美容面でも重曹パワーは絶大で美容ケアをすることができます。方法は簡単、重曹を大さじ2杯ほど、湯船にいれて浸かるだけです。商品によっては小分けになっているものがあるので、その場合は一袋入れてます。

重曹が美肌に効果がある理由とは?

重曹は熱を加えると二酸化炭素と水に分かれ、最近話題の炭酸パックと同じく洗浄作用が働き、毛穴の奥まで汚れを取ってくれます。

水に溶けると弱アルカリ性となり、研磨作用が働くようになります。そのため、皮脂や黒ずみも落とし、ニキビケアもしてくれるという、美容の大きな味方です。

ポイントとしては湯船に浸かる直前に重曹をいれるという点です。半身浴しながら浸かっているだけで、お風呂から上がるとピーリングをしたかのように白くなってツルツルとしています。

また、殺菌作用のあるクエン酸も加えることで肌荒れや体臭に特に効果があります。クエン酸は薬局に粉状となっては売っていますが、一つの目安として、重曹と同量もしくは1.5倍量の酢を入れることもできます。

さらに重曹の効果から浴槽の汚れも落としてくれるので、掃除も兼ねて一石二鳥です。

重曹を使う際に注意する点

汚れや皮脂が落ちる分、乾燥も気になるので、しっかりと保湿も行うことです。

研磨作用もあるため、肌質によっては刺激が強過ぎることもあるので、肌が弱い方は足だけなどで試してみてから行うことをおすすめします。乾燥敏感肌ならば週に一度だけくらいが良いでしょう。

重曹は100円ショップにも売っていますし、料理にも使われるため、適度であれば体に使っても安心です。安くて手軽という点では、忙しい方も試しやすいので、重曹の特徴を生かしたケアはとてもおすすめです。