白いご飯にぬか漬けって合いますよね。
決してメイン料理ではないけれど、ご飯の付け合わせに出てくると嬉しい一品です。日本人が昔から親しんできたぬか漬けのパワーについて考えてみたいと思います。
ぬか漬けには、豊富なビタミンと、乳酸菌、酵素が含まれています。
順番にみてゆきましょう!
1.ビタミン
ぬか漬けにはビタミンB類が多く入ってます。
ぬかの栄養素が野菜の中にぐんぐん吸収されて、漬け物を食べると、その栄養素も摂ることができます。特に、ビタミンB1は豚肉、きな粉以外でたくさん摂れる食材はあまりありません。
ビタミンB1は脳のエネルギーとなるブドウ糖の分解に必要です。ご飯と一緒に食べると、脳がしっかり働いてくれます。
また、生野菜をそのまま漬けるので、本来野菜がもつビタミンCもたくさん摂ることができます。ビタミンCは老化防止や美肌には欠かせない成分です。しかも、漬け物は野菜の水分は抜けて、栄養素がアップするため効率よく摂取できます。
2.乳酸菌
乳酸菌は腸内環境を整え、便秘解消に役立ちます。
免疫力を高め、代謝機能も高める働きがあります。もちろん美肌にもつながります。乳酸菌には、動物性のものと植物性のものがあります。ヨーグルトは動物性乳酸菌で、漬け物は植物性乳酸菌です。
植物性の乳酸菌は生きたまま腸に届きやすいという性質があります。また、腸を細菌やアレルゲンから守る働きや、腸管免疫を活性化する働きもあります。
日本人が古来から親しんでいるぬか漬けの乳酸菌は、日本人の体に合っているものと言われているのも納得ですね。
3.酵素
酵素はダイエットやアンチエイジングに効果的として注目されています。
酵素は新陳代謝を助けて、老廃物の排出をしてくれます。体内酵素は25才ぐらいから衰えはじめるため、外から補う必要があります。
ぬか漬けは、酵素が多く含まれているだけでなく、ビタミンBも含まれています。酵素をビタミンBと一緒に摂ることで、糖質の代謝を助けて余計なものを排出してくれる働きをしてくれます。
目立たないけれど、ぬか漬けにはすごいパワーがあるんですね。
ご飯と一緒に食べて、美味しく美しくなりたいものです。