この質問にはっきりと答えられる方は意外と少ないかもしれませんね。
ワインに含まれるポリフェノールがなんとなく体に良いと思っている・・など、漠然とした印象だけでお酒が持っているリスクを把握しないままでいると上手にコントロールするのが難しくなります。
お酒と上手く付き合っていくために、美容にとってどのような影響があるのかを考えてみましょう。
適量は美容にとってプラスになる理由
お酒の中に含まれている有効成分は多岐にわたり、適量を摂取することは美容効果があると言えます。
例えば前述のポリフェノールですが、こちらは活性酸素の除去効果があってアンチエイジングにつながりやすいのです。
ちなみに芋焼酎にもポリフェノールと同じ種に分類されるアントシアニンが含まれています。ワインにのみ含まれている印象が強いかと思いますが、芋焼酎にも同様な美容効果を期待できるのです。
お酒=ビールの方も多いと思いますが、実はビールもたくさんの有効成分が含まれています。中でもビタミンB群が豊富で、キレイな肌を生成するのに欠かせない成分をたくさん摂取できます。
その他ビールにはカリウムをはじめとした美容成分が豊富なため、飲むこと自体は悪影響を与えるものではありません。
しかしアルコール類に共通して言える点は、飲み過ぎは禁物ということです。
それはなぜでしょうか。
飲み過ぎが美容にとってマイナスになる理由
美容の観点から考えると飲み過ぎるリスクの一つとして、体から水分が失われることが挙げられます。アルコールには強い利尿作用があり、体から水分を抜き取ってしまいます。
夏場は仕事後にビールを飲んで水分補給を兼ねることがあると思いますが、水分補給どころか体内はお酒を飲むほど乾いていってしまうのです。
水分の足りない状態が招く美容への悪影響で、最も深刻なのが乾燥肌です。
潤いのある肌を保つのは美容の基本ですが、お酒を飲み過ぎると普段の努力を水の泡にしてしまうほど肌が乾燥状態に陥ります。
例えば、お酒を飲んで翌日起きたら体がむくんでいた経験があるかと思います。これを繰り返していると血液の流れはどんどん滞って血色が悪化しますし、セルライトの原因にもなります。
飲み過ぎは美容面から見ても全くメリットがないだけでなく、健康面でも長期的な影響を及ぼす結果になってしまいます。
アルコールは適量楽しむのが美容の点からしても最善の選択ですね。